「ウルヴァリン SAMURAI」
2013-10-16


レ・ミゼラブルがとっても良かったので、主演のヒュー・ジャックマン目当てに映画館へ。X−MENシリーズでは筋肉ムッチリの肉体美で、ジャン・バルジャンのイメージと全然違って、まるで別の役者さんのようです。
 孤高のミュータントヒーローであるローガンが、侍の国ニッポンへやってくるのですが、スクリーンに繰り広げられる映像がいちいち面白カッコ良いです。
日本の御屋敷の、ローガン。
檜風呂にぶち込まれて強制的にサッパリさせられる、ローガン。
大寺院での葬儀に黒スーツで参列する、ローガン。
イレズミばりばりのジャパニーズヤクザを切り裂く、ローガン。
ラブホテル(火星探検シチュエーション)の、ローガン。
田舎の港町の、ローガン。
浴衣姿の、ローガン。
民家の食卓で箸を突き立てるのをたしなめられる、ローガン。
真田広之(なぜか鎧を装着)の二刀流とチャンバラする、ローガン。
雪深い山村で黒装束の忍者(これは外せないのでしょう)に襲われる、ローガン。
シルバーに輝く鎧武者ロボ(としか、言いようがない)と戦う、ローガン。
・・・・・あらゆる普通のシチュエーションの中に、彼を投入するだけでなんか不思議なミスマッチがあって可笑しかったです。
 チャンバラアクションも良かったので、大画面でゆっくり鑑賞できてヨカッタです。
あと、ローガンの友達になった日本人の女の子が良かったです。赤毛で和服を洋風にアレンジした衣装な剣術使い、と、いかにも漫画チックなキャラクター。福島リラ、この作品が初演技なんだそうですが、けっこういろんな表情を見せるし、真田さんとのチャンバラシーンも格好良かったし、ヒュー・ジャックマンとのツーショットシーン結構あるんですが全然位負けしてない(やっぱりあの赤毛が、インパクトあるなあ)。
夜毎悪夢にうなされるシーンがたびたびあり、孤独に生きてきたローガン。
日本から去る時には、なんかスッキリした表情になって、良かったね。
[映画]
[映画タイトルア行]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット