「魔女の宅急便」
2020-04-18


昨年の今頃は図書館で借りた原作小説シリーズを読んでキキちゃんの成長に感動し、魔法の不思議にトキメいていたものですが。
ジブリ映画版は、設定だけ借りてストーリーはほぼ別物なのですが、これはこれで面白いのです。ビジュアルが付くと、ヒロインの幼さがつきつけられる。この幼さで独り立ちってかなり大変なことで、原作にあった「おすそわけシステム」は緩すぎるからか、ふつうに料金徴収する宅急便稼業になっていました。
田舎から都会へ、夢がふくらんだり、失敗したり、素直だったり、こじらせたり、頑張ったり、助けられたり、スランプだったり、そしてクライマックスのデッキブラシ飛行。キキちゃんの一喜一憂が、なんか微笑ましくなってくる点は原作のイメージと重なるなあ。
黒猫の軽快な足取りとかでっかい犬さんの頼もしさとかエンディングでチビッ子が黒服ブラシでコスプレしてたりとか。
感動と、楽しい要素満載の映画。
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