第86回センバツ、二日目、古豪から新顔まで
2014-03-22


昨年の優勝投手(小島投手)と準優勝投手(安楽投手)が旗だけ持ってきた(チームとしては帰ってこれなかった)センバツ開会式。
 昨シーズンは二年生プレイヤーが大活躍していて期待していたのに、そう簡単には甲子園には出てこられない厳しい現実。
 よって、今大会は「優勝候補ナシ、どこが来るか分からん」感じになっています。
 が、それでもそれなりに、見所はあるもの。

第一試合、駒大苫小牧3-0創成館
 2004年の夏、北海道に初めて優勝旗が渡っていったことに、結構感動していました。「雪国のハンデ」がもっともらしく語られていた時代に、「北海道ナメンナ」って感じの気迫が、とても熱かった夏。
それからもう10年近く、あの年の主将が監督となって母校を率いてきました。試合よりも試合後の佐々木監督のインタビューの方が感慨深かった・・・

第二試合、池田4-3海南
 どちらもセンバツ27年ぶりの県立高校、となると、21世紀枠の海南よりちゃんと四国大会を準優勝して出てきた池田の方を応援したくなるものです。三点リードを終盤追いついて、サヨナラ勝ち。
 序盤中盤は完全に海南ペースで、ミスを恐れぬ積極的走塁と笑顔で、エースが怪我で出られない(白いギプスが痛々しかった)とは思えないハツラツぶり。しかし、八回のマウンドではその笑顔が消えてしまって、逆転を許してしまいました。

第三試合、豊川4-3日本文理
 延長13回の熱戦で、初出場の豊川がサヨナラ。
 明治神宮大会準優勝の日本文理は終盤加点していったのですが、豊川は粘り強く食らいついていきました。エース田中の好投が、強力打線を抑えました。
 日本文理の飯塚投手も素晴らしい投球だったのですが、味方の失策が失点に繋がったことが明暗を分けた感じです。
[高校野球]

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